5歳から11歳への小児コロナワクチンの接種が始まってますね。
小さなお子さんを持つ親御さんは、子供へのワクチン接種に不安を感じてる方もいるかと思います。
不惑家のはるちゃん(9歳)と、はなちゃん(5歳)が2回の小児コロナワクチン接種を行いました。
小児コロナワクチン接種に至った経緯や接種後の副反応などお伝えしますので、参考にしていただけたらと思います。
注意:この記事は、小児コロナワクチン接種を推奨する記事ではありません。最終的な接種判断は保護者の責任においてお願い致します。
子供に小児コロナワクチン接種することを決めた経緯
小児コロナワクチンに対する考え方は人それぞれですよね。夫婦ですら一緒とは限りません。

そもそも、子供は重症化しにくいと言われてるし・・・
夫婦の意思疎通が図れていない状態で、小児コロナワクチンを接種「する」「しない」によって子供に何かあれば一方を責めてしまうことにもなりかねません。
必要なことは、夫婦でキチンと話し合い、決定を尊重することだと思います。
ですが、ただ話し合うだけでは自分の想いをぶつけ合うだけになってしまいます。客観的に判断するためにはやはり情報が必要です。
不惑家では、テレビやネットで発信される様々な情報のなかで、夫婦ともに腹落ちした情報がありました。
それは、日本在住のオーストラリア人医師「Dr Rennick(@NicholasRennick)」さんのツイートでした。
彼は、医師という立場で自分の子供(8歳の娘と5歳息子)に小児コロナワクチンの接種を行いました。
医師である親として、参考となるデータを集め、メリット・デメリットを考慮したうえで接種することを決めたようです。
ツイートは、【安全性】【必要性】【効果性】【結論】の構成で各種データを考察しています。
その中でも、不惑家の話し合いでお互いに腹落ちした部分を引用します。
日本では「子供が大人に感染させるから」という理由が話題になっています。 ですが、個人的に「子供が上の世代の為に辛い思いをする」とは納得いかない。周りの配慮だけでは接種するべき理由にならないと思います。 私の場合、接種する事に決めたのは「子供自身へのメリット」です。
小児のコロナ感染の重症化は珍しいですが、残念ながらそこまで稀ではありません。 米国だけでも、コロナ感染による8300人の小児入院、100人近くの小児死亡が確認されました。 日本では、オミクロン株流行期に入っても、513人のコロナによる5-11歳の入院がありました。
その513人の入院の中には、私が診療所で診た子供が1人います。 30分も一緒に救急車を待ちました。ずっと診察台でじっと動かず、とてもぐったりして、本当に可哀想だった。 もし、自分の子供があの状態になる可能性を少しでも下げる方法があれば、できる事は何でもしたい。
~中略~
最近「時間が経つと小児ワクチンのコロナ感染予防効果が12%に下がる」という報告が取り上げられて、ワクチンの効果性を疑問に思う親御さんもいます。 しかし、私達が重視するべきなのは「感染予防効果」ではなく「重症化予防効果」。
やはり、一番重要なのは「コロナに感染した時、重症化を防げるのか」。幸いに、その答えは「Yes」。
@NicholasRennick
残念なことに、私の周りで近所や友人の中に子供がコロナに感染してしまった方がいらっしゃいます。
子供は重症化しにくいと言われてますが、重症化の定義とはなんぞや?ということです。
「重症化しにくい」という言葉から、感染しても比較的元気なイメージがあります。私はそう感じていました。
ですが友人の話では、相当な高熱が続いて本当に怖かったという声もありました。
周りにそんな思いをする親御さんがいたこともあって、小児コロナワクチンを接種「しない」後悔はしたくないと感じました。
小児コロナワクチンを接種「する」ための後押しを引用元の彼がしてくれ、夫婦でお互いの意見を尊重することが出来ました。
出た結論は、子供たちにも理解できるよう説明をしました。
はるちゃんは渋々の承諾でしたが、はなちゃんは打つ気マンマン⤴⤴

う~ん。でも注射は嫌だなぁ・・・
父ちゃんみたいに熱がでるの?
私の副反応がひどかったので、心配の様子・・・

熱が出るか出ないかは打ってみないと分からない!
出たときはキッチリ看病してやる!!

はぁぁぁぁい⤵⤵

コロナやっつけるんでしょ!
えい!(キック)やぁ!(パンチ)

注射頑張ったらマックでお昼食べようねぇ🍟

フィレオか侍マックどっちにしよう!!

ハッピーセットのおもちゃ何!?
はい、交渉成立です。
(物で釣った・・・のか(笑))
接種券到着から予約の流れ
私の住む自治体では、令和4年3月2日に子供の接種券が届きました。
予約開始は3月8日からで、小児コロナワクチンを接種できる病院は、市内に4箇所しかありませんでした。
大人が接種できる病院は50箇所くらいあったので、小児コロナワクチンを接種できる病院の少なさに驚きました。
すぐに予約が埋まってしまうと思ったので、3月8日の朝9時に早速予約の電話をします。
約30分後にようやく繋がり、予約が出来たのは11日後の3月19日(土)午前11時30分でした。同時に2回目の予約が3週間後の4月9日(土)午前11時30分に決まりました。
接種当日(1回目)
病院到着
5分まえに病院に到着し、受付へ。
番号札を取って、代表者だけが受付の近くで待機です。



受付は外で行い、提出する書類は以下のとおり。
- 接種券
- 問診表
- 母子手帳
- 健康保険証
- お薬手帳(投薬を受けている場合)
内容に問題なければ検温をして、子供と一緒に院内へ。
ここですぐ、体重を図りました。
はるちゃん 36.9㎏
はなちゃん 18.6㎏
予約をした病院では、30分ごとに3組の予約を受け付けているようでした。
ワクチン接種
病院に入って5分後には診察室へ呼ばれ、喉のチェックだけ行われます。
診て問題なければ、いよいよワクチン接種です。
打つ位置は利き腕じゃない方の肩なので、すぐに肩が出せる服装がいいです。
はるちゃんは、いつもの注射より長く感じたと言ってましたが、逆にはなちゃんは全然平気そうです。
打つ直前に

ハッピーセットはポテトにする?

ポテトジャナクテエダマメトコーンノヤツニスル
って言いながら打ちました(笑)
いつもは泣いちゃうんですけどね、コロナに振り回される生活から解放されたい気持ちが、幼い彼女の心にあるんでしょう。すごく強がっていました。
ちなみに他の2組の子供たち(低学年~幼児)も誰も泣いてませんでしたね。
接種後にはこのような用紙をもらいました。
写真が鮮明ではないので、分割して表示しますね。


38.0度以上の発熱が1回目で2.5%、2回目で6.5%というのは驚きです。
子供(9歳)の副反応
はるちゃんの平熱は、36.3度です。
6時間後 36.5度 肩に痛みが出始める。
9時間後 36.3度 痛みで腕が上がらず
翌朝 36.8度 若干いつもより高め。
特段体調に変化はなく、寝る前には肩の痛みも柔らだようです。
子供(5歳)の副反応
はなちゃんの平熱は、36.7度です。
6時間後 36.8度 肩の痛みは全くなし
9時間後 37.1度 気にするほどでもない。
翌朝 36.6度 寝起きが悪く、いつもより眠たいと言ってました。
が、寝ながら保育園で覚えたダンスを踊っていたので問題なし。
はなちゃんに関しては、肩の痛みすら無かったです。
接種当日(2回目)
病院到着からワクチン接種までは、1回目同様です。
ただ、2回目のときは、はなちゃんが花粉症の薬(クラリチン)を飲んでいました。
お薬手帳を見せましたが、問題がなかったようで無事に接種完了です。
ちなみに、2回目は

ハッピーセットはナゲットにする??

チーズバーガーニスル
って言いながらチックンしました(笑)
子供(9歳)の副反応
はるちゃんの平熱は、36.3度です。
6時間後 36.7度 肩に痛みが出始める。
9時間後 36.7度 痛みで腕が上がらず
翌朝 37.0度 微熱あり
しかし、その後はすぐに平熱に戻りました。1回目と同様に寝る前には肩の痛みもなくなってきたようです。
子供(5歳)の副反応
はなちゃんの平熱は、36.7度です。
6時間後 37.0度 肩の痛みは全くなし
9時間後 36.6度 いつもと変わらず元気
翌朝 36.3度 めちゃくちゃ元気
習い事の体操教室も元気に行きました😅
まとめ
私も妻もコロナワクチンの副反応が、かなりひどかったので心配しましたが、拍子抜けするほど何事もなかったです。
これでコロナにかかってしまっても、そこまで酷くならずに済むのかなと思ったらやはり接種して良かったんじゃないかと、今のところはそう考えています。
はるちゃんに、学校でワクチンの話とかする?って聞いてみましたが、周りではまだ接種した子はいないと言っていました。
やはり親御さんは慎重になっているんだと感じますね。
でも、大事なのは接種したかどうかの結果ではなく、メリット・デメリットを考慮したうえで、合意形成した親の考えをきちんと子供に伝えることだと思っています。
この記事が、小児コロナワクチン接種に悩む親御さんのヒントになれば嬉しいです。