
今回ご紹介する絵本は
「バムとケロのにちようび」です。
この本に出合ったのは、
7年くらい前でしょうか。
じいちゃんが本屋の店員さんに
勧められて長女にプレゼント
してくれた絵本です。
その当時は数ある絵本の中の
1冊という感じでしたが、
繰り返し読み聞かせをしていくうちに
この絵本の凄さを
感じていくことになりました。

この記事は、毎日の読み聞かせを
8年続けている絵本大好きな
管理人が書いてます。

対象年齢は3歳から
小学生くらいかしら。
でも絵が可愛くて、
大人も楽しめますよ。
この記事はこんな方におすすめです!
- とっておきの1冊をお探しの方
- お子さんの目の輝きを感じてみたい方
- 間違えないプレゼントをお探しの方
- お子さんに絵本好きになってもらいたい方
- お子さんが夢中で絵本を読んでる間に家事を片付けたい方
あらすじ
心優しく面倒見のいいバムと
ちょっとやんちゃでワガママなケロ
なぜこの二人が一緒に住んでいるのか
それは今のことろは分かっていません。
なぜ「今のことろは」としたかというと
このバムケロシリーズには
「かばんうりののガラゴ」
という姉妹本があります。
バムケロの物語とガラゴの物語
この2つの物語には
重要な伏線が隠されているような…
なんならガラゴの2作目
「うちに帰ったガラゴ」
の最後には、バムケロらしき
後ろ姿が登場しています。
でも、今のところその伏線は回収にまで
至っていないんです。
どうしてバムとケロが
一緒に暮らしているのか
その辺りの物語が描かれるんじゃないかと
勝手に想像しています(笑)

島田さん!
次回作楽しみに待ってます!!
では作品のあらすじです。
雨で外遊びが出来ないバムは
お部屋で本を読んで過ごすことにしました。
しかし、そんなバムの思い通りには
させてくれないケロちゃん。

ケロちゃんってやんちゃだよね
でもケロちゃんに悪気は一切ありません。
わんぱくで素直なケロちゃんに
翻弄されながらも
お互いのことを信頼しあう二人。
そして読書のお供にはおやつ!
でも、とんでもない方法でおやつを作り
屋根裏にしまってある本を
探しにいくのですが・・・
作者 島田ゆかさんの才能
この絵本の凄さは何と言っても
読むたびに新たな発見!

この発見が楽しいんです!
そんなわけないでしょって思う方も
いるかもしれませんが、本当なんです!
タイトルに、
「子供の目が輝く絵本」
と入れている理由に繋がります。
絵本の中のありとあらゆる場所に
これでもか!!っていうくらい
しかけやサブストーリーが
ちりばめられています!!
2、3回読んだだけじゃ絶対に
全部は気づかないんですよ。
もう何十回読み聞かせたか
分かりませんが、
いまだに新たな発見が
あるんですから。
小さなキャラクターが出てきたり、
ページが進むごとに別ストーリーが
始まっていたり、
置いてある小物が変化していたり・・・
これに気づいた子供のキラキラした目✨

「あ!!これ見て!!」
って嬉しそうに教えてくれるんです。
隣で子供が目を輝かせながら
大人も一緒に楽しめる絵本。
こんな素敵な絵本は
そうそう見当たらないです。
島田ゆかさんの描く可愛らしい
キャラクターや背景に
ちりばめられた仕掛け
是非楽しんでみて下さい!!
バムとケロのにちようび読み聞かせかた
バムケロの絵本は
全てバムの心の声で物語が進みます。
とても文字数が少なく
サラッと読んでしまおうと思えば
あっという間に読み終わってしまいます。
ですが、それではこの絵本の
凄さを感じることが出来ません。
面倒見が良く、心優しい
そんなバムがつぶやくひとことを想像して
ゆっくり読んであげるといいと思います。
読み終わってもすぐにページをめくらず
絵の中にある可愛らしい小物や
背景を楽しみながら進めていくと
途中で、「あれ?」となって
ページを戻して前の絵を
確認したくなると思います😊
最初はお子さんでは何も気づかない
かもしれません。
なので、大人の方から気づきを
伝えてあげればいいと思います。
何度か繰り返し読んでいくうちに
お子さんの方から
「あ!!これ見て!!」
ってキラキラ✨しながら
教えてくれるようになりますよ!
子供のキラキラを感じられる絵本
私、きっとこの絵本は
処分することなく大切にしまって
おくと思います。
子供が巣立って孫が出来たら
また読んであげたいんです。
でもその時の読み聞かせは
泣きながらになるかもしれません(笑)